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残りの桜―龍之介よろず探索控 (コスミック・時代文庫)
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| ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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| 人気ランキング: | 346122 位
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複雑な心理が複雑な事態を呼ぶ
相楽龍之介のシリーズ第3弾。
親の心子知らず、と言われるが、まさにそのような冒頭から話は始まる。
大工の棟梁が殺され、息子に容疑がかかる。その少し前、妾を囲い暴力的な父を恨む息子、武七は父を殺したいと、龍之介に剣術の指導を願って来たからだ。
しかし、事件を追っていくうちに妾の息子、房吉が怪しいのでは? とも思えてくる。
そして謎の女お里と道場破りの浅沼、あこぎな金貸屋小松屋とその主を斬ろうと企む寅吉、バラバラに見える点が終結に向かってつながってくる。
こうなってくると、止められないとまらない♪ のかっぱえびせん状態である。
ミステリーの色彩が濃い作品だが、最後はやはり泣かせる一幕が・・・。
バカ息子たちの浅はかさが幾分単純過ぎるように思えなくもないが、現代の無機質な子どもたちのように、この時代なりの特徴と言えなくもないのかもしれない。
コスミック出版
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